サワードウスターター餌やり比率計算ツール
サワードウスターター(天然酵母の元種)の餌やり(リフレッシュ)の比率は、重さで「スターター:粉:水」と表します。1:1:1は3つを同量ずつ、1:5:5はスターター1に対して粉5、水5の割合です。比率が大きいほどスターターが食べるエサは多くなり、ピークまでの時間も長くなります。
比率を選び、最終的に必要なスターターの量を入れて、キッチンの室温を設定しましょう。混ぜる分量が正確なグラム数でわかり、スターターがピークを迎える時間帯の目安も表示されます。
混ぜる分量
- スターター
- —
- 粉
- —
- 水
- —
- 合計
- —
水 ÷ 粉。数回の餌やりで、スターターはこの加水率に落ち着きます。
ピークまでの目安時間
目安経験則による目安で、スターターの状態を実際に読み取ったものではありません。若いスターターや元気のないスターター、とても活発なスターターでは、数時間前後することがあります。
計算はすべてブラウザ内で行われます。入力した内容がどこかに送信されることはありません。
使い方
- 1
餌やりの比率を選びます。普段使いには1:1:1がおすすめ。1:5:5や1:10:10にすると発酵がゆっくりになり、一晩置くときや日中ずっと置いておくスケジュールに合わせられます。
- 2
餌やり後に必要なスターターの総量(レシピに使う分+少し残す分)を入力します。残しておくスターターの量から計算するように切り替えることもできます。
- 3
キッチンの室温を設定します。必要に応じて°Cと°Fを切り替えてください。
- 4
表示されたグラム数で混ぜ、瓶に今の高さの印を付けて、ピークの目安の時間帯に様子を見ましょう。
計算のしくみ
比率の数字を合計し、総量を分けます。スターター = 総量 × スターターの比 ÷ (スターター + 粉 + 水の比)。粉と水も同様です。1:2:2で総量150gなら、150 ÷ 5 = 30なので、スターター30g、粉60g、水60gを混ぜます。
残すスターターの量から始める場合は、掛け算で求めます。20gを残して1:5:5で餌やりするなら、粉100gと水100gが必要で、総量は220gです。
ピーク時間は経験則による目安で、測定値ではありません。Boulieアプリが出発点にしているのと同じモデルです。元気で安定したスターターを1:1:1で餌やりし、22°C(72°F)に置くと約5時間でピークを迎える、という前提に基づいています。
餌の量が多いほどスターターが消化する餌が増えるため、ピークまで時間がかかります。1:n:nの餌やりでは、22°Cでの基本時間は基本時間 = 4 + nです。1:1:1で約5時間、1:2:2で6時間、1:5:5で9時間、1:10:10で14時間です。
すべては温度で変わります。発酵の速さは9°C(約16°F)上がるごとにおよそ2倍に、9°C下がるごとに半分になります。時間 = (4 + n) × 2^((22 − 温度°C) ÷ 9) で、常に3〜14時間の範囲に収めます。表示される時間帯は、この値の80%〜120%を30分単位で丸めたものです。
例:20°Cで1:5:5の餌やりをすると、9時間 × 2^(2 ÷ 9) ≈ 9 × 1.17 ≈ 10.5時間となり、約8.5〜12.5時間の時間帯として表示されます。
Boulieは経験則だけでは終わりません。餌やりや膨らみチェックをすべて記録し、あなたのキッチンでのスターターのクセを学習していきます。
よくある質問
サワードウスターターの餌やりに最適な比率は?
これが一番、という比率はありません。1:1:1はピークが最も早く、涼しいキッチンや当日に焼く場合に向いています。1:2:2は毎日の餌やりに使いやすい比率です。1:5:5や1:10:10はスターターにより多くのエサと時間を与えるので、一晩置くスケジュールや暑い時期、酸味が強くなりすぎたスターターに役立ちます。
スターターがピークを迎えたかどうかは、どうやって判断しますか?
ピーク時のスターターは、およそ2倍以上に膨らみ、表面がドーム状に盛り上がって泡立ち、心地よい酸味の香りがします。ドームが平らになったり、高さが下がり始めたりしたら、ピークを過ぎています。餌やりのときに輪ゴムやマーカーで印を付けておくと膨らみがわかりやすく、Boulieなら写真から読み取れます。
スターターのピークが目安より遅いのはなぜですか?
キッチンが涼しい、水が冷たい、加水率の低い硬めのスターターである、まだ安定していない若いスターターである、たんぱく質の少ない粉を使っている、といった要因はどれも発酵を遅らせます。餌やりの粉に全粒粉やライ麦粉を少し混ぜると、たいてい早くなります。目安は出発点と考え、実際のスターターの様子を記録していきましょう。
サワードウスターターの餌やりは、どのくらいの頻度で行えばいいですか?
常温なら、多くのスターターは1日1〜2回、できればピークを迎える頃に餌やりします。冷蔵庫で保管する場合は、週1回が一般的です。比率を大きくして餌やりすれば、次の餌やりまでの間隔を延ばせます。
餌やりの前に、スターターを取り除くべきですか?
基本的には、はい。必要な分だけ残して、それに餌やりします。取り除かずに1:1:1で餌やりすると、瓶の中の量が毎回3倍になり、同じ比率を保つためにどんどん多くの粉が必要になります。取り除いたスターター(ディスカード)も無駄にはなりません。パンケーキやクラッカー、ピザ生地にぴったりです。
ほかのサワードウ計算ツール
- サワードウ加水率計算ツール スターターに含まれる粉と水まで計算に入れて、生地の本当の加水率を算出。ベーカーズパーセントや、目標加水率から水の量を逆算するモードもあります。
- ルヴァン分量計算ツール レシピに必要な分だけルヴァンを仕込めます。ルヴァンの重さまたは割合から、予備分を含めたスターター・粉・水のグラム数を計算します。
- 一次発酵時間計算ツール 生地の温度とスターターの割合から、一次発酵にかかる時間を予測。目指すべき膨らみの目安もわかります。
- ベーカーズパーセント計算・レシピ分量換算ツール どんなパンのレシピもベーカーズパーセントに変換し、焼く個数や生地の総重量、倍率に合わせて分量を換算できます。